時候の挨拶を使った手紙の大まかな流れを紹介したいと思います。
まずは、時候の挨拶で手紙の文章が始まりますよね。そして、例えば、長い間連絡を取っていなかった相手の場合には、今まで連絡をとらなかったことを謝りましょう。そのとき、連絡がとれなかった理由がプラスの理由の場合は書いてもいいですが、久しぶりの手紙に、マイナスの話を書くのは相手を心配させますから避けたほうがいいですね。そして相手の近況も聞くように問いかけます。
初めの時候の挨拶は、親しい間柄なら自分で考えてもいいですし、少し固い文面の手紙を書くときの時候の挨拶がわからない場合には、時候の挨拶ばかりを紹介しているインターネットのサイトもありますからそちらを参考にすればいいですね。
手紙の全体的な流れとしては、できるだけ明るい話を書くといいですよね。手紙であまり暗い内容ばかりだと心配させてしまいます。そして、書き始めと同じように書き終わりも時候の挨拶で締めくくるといいですね。
時候の挨拶の例にはどのような物があるのか簡単に紹介していきたいと思います。まず、時候の挨拶で簡単に書き始めることが出来るものには、二十四節季というものがあるのですが聞いたことがありますか?これは一ヶ月のうち、5日から7日くらいと、20日から22日くらいに、使う言葉が変わってきます。
例えば一月で言えば前半は小寒ですし後半は大寒になります。他にも8月なら前半が立秋で、後半が処暑になりますよね。このように、時候の挨拶に使うことの出来る二十四節季は一ヶ月のうちに時期によって使う言葉が変わってくるので、手紙を書くときに時候の挨拶を書く際は気をつけなければいけませんね。
時候の挨拶にこれら二十四節季を使った場合は例えば、7月の時候の挨拶なら小暑の候というように使うことになりますね。しかし、この時候の挨拶は固い文章や手紙の際に使うものですから、親しい友達や知人にあてるときには、「少し暑くなってきましたがいかがお過ごしですか?」とか「ようやく梅雨があけましたが、いかがお過ごしですか?」などといった柔らかい口語調の時候の挨拶でもかまいません。
時候の挨拶というのがなんだかわかりますか?これは実は海外では存在しない、日本だけのものだそうですね。時候の挨拶というのは、手紙を書く際に、書き出しに季節の言葉入れながら書く挨拶のことを言います。
この時候の挨拶には、季節を感じる季語を利用するわけですが、俳句の季語と同じように旧暦をもとにして作られているので、少し、現代の季節とは違っていることもあるかと思いますが、俳句と同様、時候の挨拶にも季語を入れていきます。時候の挨拶は温度的な寒いとか暑いとか言う表現だけを使ってしまいがちです。例えば「暑くなってきましたが・・・」や「寒い日が続きますが・・・」といったような感じですが、温度的なことだけではなく、行事や植物、食べ物なども入れた時候の挨拶もいいですよ。
例えば、「桜の花が満開になりました」と植物を季語にしてみたり、「スイカのおいしい季節になりました」と食べ物を入れてみたり、季節を感じる言葉ならいいですね。慣れてくれば自分で時候の挨拶を簡単に考えられるようになると思います。
時候の挨拶を考えるとき、どのような考え方をしていますか?私は時候の挨拶を考えるときは、まず、自分の力だけでかけないか挑戦しています。あまり固い手紙は書かないので、漢語調の時候の挨拶は書く機会がありません。口語調の時候の挨拶は自分で考えて書くようにしていますね。時候の挨拶を考えるとき、あまり月は気にせず、今の時期を考えたりします。
例えば時候の挨拶を書いて四月に手紙を書くときなどには、「桜が満開になりました・・・」といったような時候の挨拶を書きますし、ほかにも、残暑見舞いの時などは「残暑が厳しいですが・・・」というような時候の挨拶を書くようにしています。
あまり堅苦しく考えずに、自分の言葉で時候の挨拶が書ければと思っていますが、固いビジネスに使う手紙などの場合には、時候の挨拶を考えられないので、インターネットで調べたりして書いていますね。固い時候の挨拶は例えば「立秋の候」などがありますが、これらを紹介してくれているサイトもありますから、選ぶだけでいいので簡単ですね。
時候の挨拶の使い方の基本を紹介したいと思います。まず、季節の挨拶を使用するときには、先に、「拝啓」や「謹啓」という言葉を書いてから、時候の挨拶を書くことになります。その際、時候の挨拶といっても、種類があるのでまず説明したいと思います。
丁寧に書く手紙や、仕事、ビジネス文書などで書く手紙には、長々と時候の挨拶を書くのではなく、「○○の候」といったように、漢語調の書きかたで書く場合と、親しい友人や知人にあてて書く手紙の時の場合には、柔らかい口語調を使った時候の挨拶の方法があります。
また、時候の挨拶は、一年間に色々と種類があります。この種類は季節によって変わってきますよね。私も、なかなか固い文章を書くような手紙の時には時候の挨拶の漢語調のものが思い出せなくて、本やインターネットで調べて書きますが、親しい相手への口語調の時候の挨拶は自分で考えて書くことが多いですね。
季節を感じるような時候の挨拶を手紙の初めと終わりに書くのが基本的な時候の挨拶の使い方ですね。